2025年晩夏。
滋賀の湖畔にて行われたプライベートなお茶会へ。
空間、しつらい、お茶。。絶大な信頼を寄せている友人待望の企画。
感激したのは、美味しいお茶を淹れようと感覚を研ぎ澄ませる意識。姿勢。
五感を総動員して楽しめる行為を、形式以上に、誰よりも亭主が目の前で、最良のお茶に仕上げようと没頭する姿に感動してしまった。
天候の関係で湖畔での開催ではなく室内だったけれど、むしろそのおかげで、風景や自然に心揺れることなく、より内に意識を向けることができたのかもしれない。。
何かをとりたてて素晴らしいと目を見張る事なく、それぞれがそこにあるその魅力のまま、全体がひとつの美しい体験。
ありがとうございました。
なにより、日本茶もかくありたい、と目の覚める思いがして震えた。
日本茶の楽しみ方も、美味しさや味わいも素朴さやお人柄も、こんなふうに感じて味わう時間をつくりたい。
たかがお茶、されどお茶。
お茶もきっと昔は薬のように、ありがたく滋養にもなって飲んでいたのでは?
お茶の木を植えて生垣にして、自家製のお茶を飲むような暮らし。できなくてもせめてそこに想いを馳せて飲みたい。
毎年気候の影響を受けてお茶の味も変わる、それが自然で変化は必要なこと、と自然の流れに呼応して感受したい。
いやいやまだまだ、この世界は奥が深い。
一周して心機一転、さらに楽しめそうです。。







*工夫茶、功夫茶
中国文化で、おいしいお茶(ウーロン茶など)をいれるための伝統的手順・作法。本来の意味は“工夫茶”(=手間暇をかける茶)とされる。

