毎年春は気忙しい。蕗の薹から筍、蕗、蓬、お茶の葉、山椒と、あらゆる野草と共に季節の恵みを逃さずありがたく頂きたくて、本当に春が瞬く間。
並行して畑も始まり、ジャガイモや春に蒔く人参や小松菜やなどの葉物類を植える畝の準備、秋に植えたエンドウ豆などのネット等の用意も。8年くらいかけてやっと自分の春の過ごし方が確立しつつある。。
そんな矢先。
山椒を摘みに、山の主さんへも許可をもらった秘密の場所へ山椒を摘みに出掛けた。その後にお茶の葉も摘んで、畑の作業もして、、という盛りたくさんの日。
乗っていた切り株から転落し、大腿骨の辺りを強打してしまった。
一瞬のことで、大したことはなくてよかった〜と思って再びしばらく山椒を摘み、帰り道では虎杖の新芽も摘みながら、、そのうちすぐ治るだろうと思いつつ自転車で帰宅した。ちょっと痛いと思っていた程度だったのに、帰宅したらみるみる腫れてきて痛みが増し、あっという間に歩けないくらいの激痛に。え??うそ。。
とっさにレメディを取った。
とにかく痛すぎて動揺が収まらない状況だったから、これはレメディだなと。
アーニカを摂ってから、痛いけどしばらく眠るようにじっとした。もう少しこの状況をあと押しするために時間を置きつつ続けて2錠。やっとしばらく眠れて、動揺と進行は落ち着いた感じ。(クラシカルホメオパシーのセルフケアの世界。長男の難病が回復したクラシカルホメオパシーについては過去の記事をどうぞ。)
トイレに行くのも、起き上がるのもやっと、寝返りなんか全くできない。痛くてあんまり眠れない、、、。
結局、大事をとって状況把握のために整形外科へ。調べて専門の医院に行ったけれど、こういう時はMRIもすぐに撮れる、大型の総合病院へ行く方がいいと学んだ。夫の骨折の際に行った病院が我が家からは一番いいだろうと。もう今後誰も行かないで済んだ方がいいけれど。
数日掛かって出た結果は、骨折もヒビもなし。整形外科の先生は7割がた折れてるでしょうと言っていたので腹を括りつつ、そんなはずはない、という身体の声。よかった〜!!!
ただ、6センチ大の血腫が見られる。ということで。(そんなに溜まってしまったらしい)
痛みも血腫もすぐには無くならないから日にち薬。全治3週間。
ここで、テルミーだなと思いついて近くの面識のある先生に連絡し、早々に全身テルミーを受ける。今も続く、動的お灸、イトオテルミー。(こちらの記事も、ぜひ近日作成してアップしたいと思います!!)
ちゃんとレントゲン撮って骨折してないって伝えてもらったから施術も決めやすくてありがたい、と言ってもらう。触れられない、痛みのある箇所へ、こういう時は煙がいい、とのことで長らく使ってなかったテルミースコープの使い方、世界を教えてもらう。
小一時間全身をしてもらって、家でのセルフケアのコツなども聞き、できる限り家でもテルミーをし続けたら、グングン楽になった。
これは、”痛み”という自然のギブスをすることで無茶をしない、2次的な怪我を起こさせないためではあっただろうけれど、そのギブス状態を自分で行うために全身が硬っていたから、血流が悪くなったり冷えたり、治癒の方向にも向かいにくいような気がしていた、、そこをゆるめてもらって、変な形でかばっていた姿勢のために反対の足が痛くなりかけていたことも含めて、少し改善できた気がした。
弛めるって大事だなと。
反対の足の持病的な膝の痛みが久々に出てきて焦ったけれど、いつもの足半を履いて、家の中では養生することに。
あとは、痛みながらも必死で作って手当てし続けた、小麦粉と梅酢で作る湿布。これは初日から数日間欠かさずにやって、かなり熱を取ってくれた気がする。腫れているところがすごい熱を持っていたので、ずっとさらしで包んで当てておいた。
スペルト小麦と自家製の梅酢。贅沢な湿布。でも役に立って何よりです。。
後半は、友人からいただいた里芋湿布に切り替え。どちらもとてもいい感じ。
こういう時にしみじみ感じる、昔からの知恵の素晴らしさ。自然療法の奥深さ。確かさ。
怪我をしてから数日は飲まずに様子を見ていた病院の飲み薬。腎臓に負担の少ないものにしたよと言ってもらってはいたが、、いよいよとにもかくにも数日後の仕事までに一定の回復を望んでいたので、もう藁をもすがる気持ちでその薬も数日飲んだ。血腫が吸収されやすいとのことで。。その場合には、和歌山の”月のしずく”というお水で薬を飲んだ。
とはいえやはり内臓には多少なりとも負担なので、腎臓のケアも。テルミーも冷えた腎臓に熱を届けることめちゃくちゃ効いた。
最初の撮影の仕事は移動も少なくなんとか無事いい形で終えられたが、数日養生したことで体力が落ちてめちゃくちゃ疲れた。それも学習。あまり休みすぎないように、でも無駄に動かないように。幸い、いつもよりももっと大半の家事をしてもらえたことで助かった。ありがたい。
そして自分がいかにちょこちょこと細かに動き回っているかを、再発見。
家の仕事しすぎ。
だんだん動けるようになると、ご飯を作ることがありがたいこと、翌朝のご飯の心配とか、いつも私だけが気づいていたことに夫も気づいていてうれしくなった。そうそう、毎日やってたらそういうことも気になるようになるのさ、気にしないで暮らすなんてお気楽な暮らしはありえないのさ、と。
怪我をした時に一番心配だった出張の日。3泊4日。怪我をした日から全て何もかも、この日にいつもどおりの仕事をできる身体にするために、照準合わせてイメージして機材考えて動きや想定をしてきた。そういう自業自得の緊張感。
移動3時間運転とか。かなり歩くとか久々で本当に緊張したけれど幸い前日入りだったので余裕もあり、
ホテルでも小さな火でテルミーをしたり、食べすぎないなどの食養生もしつつ、、無事に撮影終了。そして帰ってきたらむしろかなり良くなっている気がした。そのまま休む暇なく連日撮影の後、3ヶ月に一度の主催するマルシェの日。
ふーーーー
びっこ引きながらみんなに会うんだろうと思っていたけど、その日はほとんど痛くなかった。
片付けで家具などの移動をしたりするまでは。。。
やはり緊張感があるおかげもあったらしい、翌日からは多少痛む。
結果、今は重いものを持って歩く、階段の登り下りは未だ若干しんどいけれど、
すっかりこの数日はご飯も作りまくったし、畑に苗も植えたし、掃除機もしたり。布団を干すのはまだ無理だなと気づいたり。
自分の身体に、悪いことしたなあと、怪我した当初は毎日謝っていた。ごめんねえ痛かったねえと
こういう機会でもないと、こんなにも自分の器と向き合う機会はなかったかもしれない。
長く付き合っていくこの身体と仲良くして生きたい。これからも一緒に、よろしくお願いします、という気持ち。
私が、この身体という器のコックピットに乗っている実感が、やっと湧いてきた体験でした。
幸い、恐ろしいくらいの内出血があったのは随分消えてきた。痛みが消えるのは、、、どのくらい先だろう。まだもう少しかかりそうなので、ここで用心しつつ見守って、ちゃんと回復しておきたいと思っている。。。身体が資本・・・
いつも、自然からいただく時は自分の必要な分だけお裾分けを、取りすぎないように気をつけているのに、収穫する直前に会っていた近所の友人が山椒がものすごく好きだと聞いて、つい欲張ってその友人の分まで獲ろうとしたことが岐路だったなあ、と反省。
自分の分を、少しお裾分けできたらそれくらいがちょうどいい。足りないくらいがちょうどいいと、自然と向き合っていてやっと腑に落ちてきたところだったのに、まだまだ道半ば。
できていないことは全て、伸びしろってことで。。
学びと気づきとこれからのための備忘録も兼ねて。
この機会に試した術は全て信頼できるご縁と確かだと思う情報と自分の体験と直感から選んでいるものばかり。病院の先生以外にも並行してできるセルフケアと相談できる繋がり。知っていてよかったと、感じることしきりでした。
そういう生きる知恵をシェアしていきたい。すべての人に当てはまらなくても、誰かのヒントになればいいなと。
環の市で出店していただく施術の方々も、ぜひ、という気持ちです。。(次回は9月8日開催)
最後にMRIの写真もちらっと添付。 白く見えてるのが全て内出血とか腫れてる部分。
内出血はこの後だんだん下まで降りてきて、うっすら膝まで到達。お尻から膝上まで家族がギョッとする濃い紫色でした。
なぜ山椒の写真じゃなくてマルベリーの写真なのかというと、その時の足の色と同じだから。 苦笑
(今年マルベリー豊作でうれしい。記事の内容はともかく、美しくてうっとりする写真を眺めたい・・)


