恐怖を感じるほどの雨に打たれたり
身に染みるほどの風の音
美しい以上に荘厳な鳥の声
世界は思った以上に変化に満ちていて
自然は想像以上に過酷な側面も
普段街に暮らしていると
地球に暮らしていること
宇宙の一部だということ
自然に生かされているということを忘れがち
知識の中で生きようとしない
今のリアルを自分の心で感じて響き合うこと
大自然の中で
テントのような小さな空間に
身を寄せ合い共に過ごしていると
家の存在が際立ってきて
外との境界線が見えてくる
その代わりに
わたしは世界に手を伸ばしていて
家の内と外に私が行き交う
家という輪郭
暮らしというイメージ
街に住んでいると
どこも変わりがないから
内側が油断する
動物としての緊張感や
本能を磨いて生きたい